1999/09/30 そういえばオクトーバフェスト。。これこそ、10月のお祭りではないですか! ドイツでは収穫祭として、ビールをのんだり、歌ったり、とても賑やかに行われるようです。 稲穂も首を垂れています。この間の台風は無惨にもその稲穂を倒してしまったり、柿の木を倒してしまったり大変でした。 本当に10月はいろんな物事の実る頃。 でも、人生は本当にこうしよう!!と想って進む部分は少ないですね。もうすぐ1900年代が終わる訳ですが、その10年間を振り返るとほおおんと「不思議」が彩っています。大学を卒業して、歌うことにそれは夢中。。そんな80年代の後半から90年代。目がヨーロッパに向いて海外公演のツアーに参加。そして作品を作るという方面に進み出します。人生の路は、過ぎてしか分からない。。少し振りかえって考えてみると、、びっくり!! こういう仕事をしてみてください、、「はいはい」と受けて、こんなおもしろい生活形態になるとは!! みんなが集まって、歌を歌って。勉強している子供には、オペラやオペレッタの資料を見せてあげよう!!そしてなによりも、心かよいあう人間がすんでいる町に自分もいたい!!川、、山、、海。。。が近いところ。そしていったりきたり、東京と加茂とヨーリッパと。。って。ずっとそういってきた、私がその三角の2つめにたどり着けました。 東京にも、私が生まれた環境には、ざりがにをとったり、かたくりの花をみたり、そんな状況があったんですよ。 どうしてもそれが近くに欲しい。。 なんでも、おもえば伝わる!!って、、でも、本当につたわる。無理なお願いで無ければ。 飛行機に乗って一時間と少しすると出雲空港につきます。そこから車で15分。 そうすると、加茂町につくんですもの。 海にもすぐいけるし、山もあるしスキーもできて。。 この間嬉しかったのは、とれたてのさんまが一匹50円。2匹かってきて、焼いてたべました。 そんな本当の贅沢を是非是非皆様に、、、特別なテーマパークが無くたって、いや、ないからこそたのしい。。 そして素敵なホールラメールがあるから、そこで、音楽劇をみて!! 是非是非いらしてみてくださいね。 10月14日。何の変哲も無い山の中から39個の銅鐸が。 今年は三周年記念です。どうして??ここから??確かに、歴史のふるい土地ではあるけれど、。もうこの時期あたりから、私は、自分でこうしよう!!とはかんがえなくなりました。 思うがままに進んでいって、あ!そうなんだあああ、、って理解するって感じかな? そうして、銅鐸はコンピューターだああって、おもったそのときからこの交響詩「古代」が出来上がっていきました。コンピューター。私が今こうして何時間も向かっているコンピューター。私は、ここに向いながら「考えて」いる。そう、だから「考えるためのもの」 そこでThinking Bell。という発想が生まれていきました。 加茂町が私の心に、届けてくれたもの。その何かはどんどん成長して心の中で広がっていっている気がします。 あれええ!なんで、ちっとの寂しくも恐くもないんだろう??このごろ、よく考えることです。アダルトチュルドレン。。なんて言葉が流行って、私も沢山本を読みました。 今年の夏は、すごい茶色というか、もうむしろ真っ白位に色を染めている高校生が目立ちましたが、彼女達が、黒い髪に戻したその顔を見ると、まるでふつう。ではどうしてそんな事をする??それは、「こっちをみて!!」って信号ですよね。 そんなさびしんぼたち。。これを、心理学的に分析してみると このAC。 これこそ、半球状態で文明を追求して行き着いてしまった結果です。 進歩させない勇気も時には必要。。。 この言葉が、私の中になり響きました。 文明のある意味行き着いた、この状態が 銅鐸を届けた。。私はどうしてもそう思えて。。 その人の心に何かを与えるものは、銅鐸じゃない。銅鐸がもたらす人々の言動ですよね銅鐸は神様が持っている道具なんですよ。道具も神様だから。。。???混乱しそうな事ですが、人も物も神様。一生懸命何かをして頑張る姿が、人々を変えます。 人も物も、みいいんな、神様!! この神様の自由さに出会えて始めて納得!! この私と仲良しの神様はとっても気が長い。。 そうそう、だって寿命も長いですものねえええ。怒らない。。ニコニコするだけ。。 そして、私は人間がだああいすき。。おもしろくて仕方がありません 歌を教えていると、その人が見えます。歌は人間を表現するものだからです。 どうして歌を教えることをやめないんだろう、、って考えたこともありました。 子供達を集めた発表会で、一生懸命台本をかいてそれがちっとも苦でない。むしろ楽しい。。それは、人間がなにより好きだからなんですね。。なんだか自分でも分かりませんでした。楽器も、人間の性格がでますけれど、声は楽器自体が一つ一つ違うからすごいおもしろい。そしてどんどん変化する。この人こういう歌が似合うかな?って想ってその通りだったりするのが、すっごくたのしい。 確かに小学2年生のとき童話をかいてほめられましたが、物をかくなんてそれも想像していませんでした。高校生の時にバンドをしていながら、作った曲、かいた詩。 そこに戻って、人間すきが嵩じて、音楽劇を作ってみんなに歌ってもらって、嬉しい私がいる。 私が思い付いたお話を、これからどうなるんだろうって、人がかってに話を展開しているのをみると、「ふ〜〜〜〜ん」っておもってしまう。でも、恥ずかしくもないし、いやでもない。 でも、1991年位から、仕事で作るようにっていわれ出して。 始めてつくったのが、この「古代」のコーラスのオープニングです。10000人集まる大きなイベント そのメロディーが演奏されて。でも、島根の為に作ったメロディーだから、残そう!って イベントでそこで終わって演奏されないのはつまらない、何度も演奏されるモーツァルトみたいになりたいなああって想いました。これも、だいそれたおはなしですよね。 そして、イナダ姫のイベントが降ってきました。その頃は、歴史音痴のわたしです。 それでも、くにうみのテーマが、1995年の8月に突然ふってきました。ヤツカミズのテーマ。それもこの交響詩の中に入っています。 そのときは「ふ〜〜〜ん鉄の歴史かああ」なんておもっていました、 そしたら、10月14日。用事でホールに電話をすると、スタッフが、「たいへんな事がおこってしまって!!」っていうじゃ無いですか。「え!火事でもあったのおおお」って 「いやああ、銅鐸がでたんですよ」私は????銅鐸ってあの。。 工事現場からでたから、バケツとまちがってたんぼであらったんですよ。とか、おもしろそうなものだから、お家に持ち帰って、数日すると全国規模の大ニュースになって返すに返せない。。悩んだ結果、緊急記者会見が行われたり。。そうそう古代弥生人はおおらかでおしゃれ!!その血をひいているとおもいませんかああ? 加茂町の人たちは、その遺跡をめぐってどうしようとも考えていないんですよ。 やっぱりねええ、でたんだねええって。私も、そんなに驚かなくて。「ふ〜〜〜ん」って でも、それから、私は歴史がだああい好きになりました。そうそう、人間が築いた軌跡。 稲刈りの終わったたんぼを見て、稲が結んであったりすると、2000年前と同じなんだろうなあとか。 弥生人は、まがたまが好きだから、そうとうお洒落にアクセサリーをかざっただろうなとか。 そして、秘密にみせてもらった埋まったままの、銅鐸。 昔から同じだよおって。。何か伝えてくれた。 歌や踊りをしながら、みんなの無事を祈る集団がいたって、いうけれど、その人たちと おんなじかも知れない。 だってビリオネアは、みんなで一生懸命、大道具を作ったり衣装をつくったり。 そして何かをみんなでつくってよろこんでる。 本番のあとの なおらいって、神様に逢うっていう意味だって。。 小さな神様スクナピコがそっとあなたに教えます これからどうしたほうがいい! これからどこへ行けばいい!! 今回のつよーーーい味方は。指揮者の今岡先生。なんでも、「ごろーちゃん」というあだ名が。。。。へへへ。 今回のオーケストラには、銅鐸が楽器になりまあす!! オケのかただたも、それぞれいろんなところでお目にかかっていたりして。 うれしいかぎりでーーーす!! |